|
ダイエット効果 |
エネルギーの燃焼を促進させて体重を減少させる。 |
脂肪は「カロリーの取り過ぎ」ちゅうわけで、この頃は無理な食事制限や間違ったダイエット法などが取りざたされて、社会的にも問題が起こってますね。
ダイエットは健康を維持しつつ無理なく続けることが重要ですが、今、エネルギー代謝を活発にする食品として注目を浴びているのがコーヒーなんです。コーヒー成分のカフェインはエネルギーの燃焼を促進させて、結果的に体重を軽減する働きがあることが分かっています。
また、カフェインには他にも利尿作用、心臓の働きを活発にさせる効果、胃酸の分泌を促す作用、末梢血管を広げ血液の流れを良くする作用などが知られています。
肥満は色々な生活習慣病の原因にもなります。コーヒーはそのダイエット効果によって、生活習慣病の予防にも役だっているのです。 |
|
動脈硬化の予防 |
善玉コレステロールが血流障害を防いでくれる。 |
カフェインに、末梢血管を広げ血液の流れを良くする作用がありましたね。このことは実は高血圧の人の血圧を下げることにもつながります。
そんで、高血圧の人がなりやすい病気に動脈硬化がありますが、これは心筋梗塞、脳梗塞を引き起こしかねない怖い病気です。
動脈硬化は、低比重リポ蛋白(LDL)が血管内に沈着して血流障害を起こすことが原因とされています。だがしかし、、、コーヒーにはこれを防ぐ高比重リポ蛋白(HDL)、いわゆる善玉コレステロールを増やす作用があるのです。 |
|
がんや老化の予防 |
増えすぎた活性酸素を消去してくれる効果が・・・・ |
がんや老化の原因となるひとつに、活性酸素の増えすぎがあると言われてます。活性酸素自体は普通ウィルスの侵入を抑制したりして健康を保つ上で大切なものですが、疲労等の原因で過剰になると今度は害を及ぼすようになるのです。
コーヒーにはこうして過剰になった活性酸素を消去する効果があることが知られています。 また、コーヒー成分のクロロゲン酸には発ガン抑制作用があるという報告があり、とくに直腸ガンの発生危険度が半減するという研究報告もあります。 |
|
胃かいよう、食中毒の予防 |
悪性病原菌のピロリ菌に対する抗菌作用を持つ。 |
人の体の中にはびっくりするほどの菌が存在しています。が、そのほとんどは無害であったり整腸作用を促したりする有用菌ですね。しかし、ピロリ菌のように病気を誘発する菌もいます。
このピロリ菌は胃の粘膜に感染すると胃炎や胃かいよう、十二指腸潰瘍などを起こす悪性の病原菌なんですよ。 さてさて、、コーヒーにこのピロリ菌に対する抗菌作用が認められる報告があるんですよね。 |
|
その他の研究結果 |
以上の他にも、コーヒーが持つ作用・効果として、リラックス効果・やる気を起こさせる効果・痴呆の予防・めまいや立ちくらみの予防・二日酔いの頭痛の軽減・飲酒による肝臓の負担の軽減・脳の働きの向上などとなど、さまざまな研究結果が報告されています。 |
|
参考文献/「コーヒーのこと からだのこと」(社)全日本コーヒー協会 |
|