☆珈琲彩館「樹 鸞」☆ 愛知県小牧市、桃花台ニュータウンの西方。自ら建てたログハウスで、自家焙煎の挽きたて淹れたての珈琲をどうぞ。


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 焙煎蘊蓄
焙煎は、生の豆に火を通して、煎ることを言います。この行程を経ることによって初めて、珈琲の色、味、風味、香りが出てきます。

↑この状態が生の豆(生豆・きまめ)です。この生豆にいろいろな方法で火を通して「焼きあげて」いきます。

↑これが焙煎後の豆の状態です。

この焙煎がまた大変で、思い通りに焙煎できるまでに10年はかかると言われています。
今時はコンピューターとセンサーなんかを使って、簡単に出来てしまうと思いがちですが、まぁ大手メーカーなら可能でしょうが、小規模ではまだまだ人の感に頼る部分が多いと思います。

なぜこんなに焙煎が難しいかと言いますと、
1.生豆の状態が均一でないこと。
2.珈琲豆の銘柄で異なること。
3.焙煎時の気温・湿度などの環境の変化。

と言うように、時間や色だけではとても良い焙煎とは言えません。

一番難しいのは、その豆、例えば「マンデリン」の持つ、風味と味が一番出ている焙煎かどうかです。言葉にすると「チョット苦みが利いていて、喉ごしがクリーミー」・・・となっているかどうか。ま、たくさんあるストレート豆の味と香りをある程度知っていないと、焙煎がどうの、こうのとは言えませんけどね。

上記1.を満足させるには、大量の在庫とその管理が出来ること。
2.はプロのテイスターがいること。3.は焙煎室の環境をコントロール出来ること。

普通はロットごとに用意した、数種類の焙煎サンプルを、テイスターがその豆の性格を一番出している焙煎深度を決定しています。

焙煎深度については、日本では8段階ありますが、私たちが飲んでいる普通の深度は、4・5・6・7あたりです。
ハイローストでアメリカン(お湯で割るなよ)。
フレンチローストでアイスコーヒーなどに使います。

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