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最初に、申し訳ありません!! 木工教室の講座は
現在満席になっていますので、暫くは入会をご遠慮頂いております。現時点でいつ入会できるかの判断が出来かねます。入会可能時期になりましたらこちらに報告させていただきます。
よろしくお願い致します。


木工房「遊木香」では、生涯学習時代を迎え木工に対するニーズにお答えするため、木工教室「ウッディ・フォーラム」を開講しています。教材コースは4種類の異なった制作過程を、独自の教材で制作していきます。それぞれのステップごとに習得したい木工技術を解りやすく解説して、初めての方も木工技術の習得に繋がるようになっています。
また、ご要望に応じて指導者の養成、体験教室も開講しています。

なぁんて、偉そうなリードで始まりましたが・・・
木工に関しては30才を過ぎた頃からぼちぼちと制作してきました。もうちょっと若いときから始めていたらなぁと思います。でもまぁそれぞれの年代でしか作れない「物・形」!もありますので、今ある自分で一生懸命制作していくしかないと言うことでしょうね。

そんな私ですが、ひと様に木工を教えています。教えていると言うより私の方が勉強させてもらってるみたいなところが本音ですね。
一人で物を作るのは、自分だけの経験と勘でなんとかなりますわな。でもね、技術的な事を人に教えるとなると、こりゃ大変!例えばオスの丸ホゾを作ることを生徒さんに教えるとしますと、取りかかりから終わりまでを100としますと、まずその1から100までを理路整然と言葉にして伝えなければなりませんわ。そしてその言葉通り実際にやって見せなあかん。これは大変なことです。今まであーなってこーなって・・・なんて考えてホゾなんか作ってませんし、勝手に手が覚えてて出来上がるもんですわね。それを、もう一度始めて作る気持ちを思いだして、スローモーションを見るように展開していかなあかん。
それでも「人から人に伝えることのできるのは60%」だと言います。あとの40パーセントは生徒さん自身の制作に対する情熱と、私の更なる努力でしょうかねぇ。

そもそも教室を始めたきっかけは、私らのように手作りで家具を作っているような、ほんと隙間産業はその価値を少しでも知って貰う、知る人を増やすことが「生きる道」なんて思いましてね。
ですから木工教室と言っても、好きな物を楽しく作る!という教室ではありません。機械は使わず手工具で「組み手」という作業をするんですよ。「ええぇーー」ですわね。でもこういう大変さを知って貰わなければ、私にとって教室をやる意味なんてないですわ。そんな時間があったら、自分の作品をどんどん作った方がいいですからねぇ。

ま、チョットわがままな教室ですが、それでも「やってみたい!」という生徒さんのため、日夜研鑚している次第です。

☆アトリエ「遊木香」☆__ログハウス・木工品制作工房。セルフのハンドカット・ログハウスビルドと、家具製作の「体験」ノウハウの提供をしています。