昌永 徒然なるままに・・・
2021/05/30
夏のしつらい
6月は衣替えの時期です。和室の建具もこの時期、障子やふすまから簾戸(スド)に取り替え、夏仕様にします昨日、うちの和室も簾戸にしました
夏の強烈な日差しを遮ってくれます
梅雨時の今頃は、天気も良くない日も多く、少し暗い感じになります
朝、この和室で、お香を焚きヨガマットを敷いて、ストレッチをします
ほの暗さが心落ち着きます
いつでも、お友達とお茶が頂けるように、茶道具もしつらえました
「緊急事態宣言」が早く解除されること、願っています
2021/05/30
WEBショーウインドウ 10
堀内宗完 不識斎 ほととぎす画賛 江戸後期表千家 堀内家五代 不識斎宗完(1780〜1845)
ほととぎすは夏の鳥として描かれる。夜も啼く。昼も啼く。
「一声 啼破 萬山雲」 ほととぎすが啼きながら飛んでいる
画賛の掛軸は、色々な場面で使うことができる
茶道においては、薄茶であれば、本席にも掛かる。濃茶であれば寄付きにもなる
2021/05/29
WEBショーウインドウ 9
乾漆 柘榴香合 32,000円乾漆とは、漆工の技法です。麻布や和紙を漆で貼り合わせたり、
漆を木粉を練り合わせて盛り上げて型を作ります
本体は柘榴の実。乾燥させて、乾漆で香合に仕上げています
茶道では、炭点前で香を入れる道具が香合です
夏の香は白檀や沈香など香木を使います
夏の香合は木地のものです。高価な香木のひとかけ,
ふたかけを香合に入れます
2021/05/27
WEBショーウインドウ bW
河本礫亭造 青華魚樽花瓶 河本礫亭は明治時代愛知県瀬戸市に生まれ、昭和中期まで活躍した陶芸家です
染付磁器を得意として、愛知県無形文化財保持者に認定されました
花瓶を樽に見立てて金魚が泳ぎ回っています
涼しげな花瓶です
2021/05/25
WEBショーウインドウ bV
初代中村道年造り 波多野一岳画 赤楽茶碗 明治〜昭和初期の作品中村道年は明治9年生まれ、波多野一岳は明治10年生まれ
人々が西洋文化に目を向ける中、江戸時代からの伝統的な焼物と日本画を守った人達です
「筏流し」は川が運搬の手段だった当時、珍しくない光景だったことでしょう。
箱書きの茶臼山は、現在の愛知県名古屋市守山に道年が築いた窯の場所です
2021/05/24
時の移ろい
「緊急事態宣言」でステイホームの毎日です店は「「不定休」になって、まだ1週間も経っていません
店は営業してなくても、古文書を読んだり、調べ物をしたり
仕事はありますが、何となく気が進みません
気分転換で、1日何度も庭に出ます。
最近、自然の移ろいの速さに驚かされます
梅雨入りしたら、さっそく紫陽花が主張し始めました
どんよりした、今にも雨が降りそうな空に紫陽花はよく合います
今年は皐の出番が少なかったように思います
皐と紫陽花のコラボレーションも一興です
2021/05/24
WEBショーウインドウ bV
中根 寛 「犬山城」エッチング 2/50 18,000円新緑の犬山城。木曽川の高い崖の上に立っていることを強調している
犬山城は別称「白帝城」と言います
中国、長江にあった白帝城が由来です
小さいですが、国宝犬山城。
天守閣からの眺め、絶景です
尾張の端、木曽川の対岸は美濃の国。
戦国時代に思い馳せます
2021/05/22
WEBショーウインドウ bU
護峯宗行筆 「喫茶去」 江戸後期護峯宗行は臨済宗大徳寺420世
「喫茶去(きっさこ)」は「難しい話は抜きにして、お茶でも飲みましょう」という意味です
心穏やかに、リラックス
2021/05/22
土曜営業
愛知県「緊急事態宣言」に伴い5月31日まで、昌永は「不定休」にさせていただいております
土曜日は定期的に開店いたします
今日は営業いたします
御用の方はお出でください